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1. Iris
退廃した集落。此処のはもう何もない。
痛みすら感じない。
意識を喪ったマリオネット。
今はもう、声が聴こえないから・・・
冷たい闇が僕を包む。
声が出ない・・・
涙も出ないよ・・・
静かに時は過ぎ
鳴り響く鼓動と自分の横たわる姿。
降りしきる雨の中、
一筋の確かな光を見つけた。
握り締めた蕾は
いつかこの街に希望をもたらすだろう。
いつかの詩人はこう語る。
「神のご加護があるように」と。
2. Radical Gothic
黒き空に腕を伸ばしていつか届く。そう信じた。
右を見れば亡者の群が
音を立てて目を開く
異臭放つ腐った額。
一瞬喰らう夢喰らい獣が・・・。
Dead=Alive
White + Black
決して空に腕は届かない・・・。
Ah～、お前達の
Ah～、第六感に響け。
They have to slave for me
めまぐるしく蠢く者達よ。
They have to slave for me
その腐った脳裏に焼き付けろ。
Ah～、一人、二人
Ah～、蝕まれ溶けてゆく
They have to slave for me
めまぐるしく蠢く者達よ。
They have to slave for me
その腐った脳裏に焼き付けろ。
高鳴る胸。
激しく、疼いて、迎えきれない
They have to slave for me
忘れられない消えない・・・
-Radical Gothic-
3. 布教和音
嘲笑う漆黒の闇。
揺れ惑うその時まで。
顔面に張り付いたのは片目のない亜鉛の仮面。
もう観たくない・・・君の狂う姿。
聴かせないでおくれ、その「布教和音」
背中に光る十字。
消える事はなく、胸に残る傷跡舐めれば・・・
まだ観ぬ世界が・・・頭を飛び交う。
自問自答の様に口放つ。
僕は君が欲しいからお願い・・・。
澄んで瞳に映してくれじらさないで・・・
でも君の為なら削るよ命を・・・。
閉ざされた心の壁を今開こう。
嘲笑う漆黒の闇。
揺れ惑うその時まで。
顔面に張り付いたのは片目のない亜鉛の仮面。
もう観たくない・・・君の狂う姿。
聴かせないでおくれ、その「布教和音」
僕は君が欲しいからお願い・・・。
澄んで瞳に映してくれじらさないで・・・
でも君の為なら削るよ命を・・・。
閉ざされた心の壁を今開こう。
4. -Anael-
切り裂かれ焼き払われもがきだす1000の炎。ギラギラと瞬いて星の下覚醒を。
あなたには見えぬでしょ？もう一人のうねの姿。
消える事無く萌え焼く愛のない愛が・・・。
(I)just want only yourself・・・
光さへ届かぬ場所に降りたAnael。脳内貴方に着き纏う・・・。
夢で染み付いた匂いを目印に・・・
でも・・・
「愛に萌ゆる事は出来ない」
(I)just want only yourself
同化した闇と光の狭間では汝の術は効かない。
神たる者の裁きを受けたまえ。
光さへ届かない
祈りも届かない
「愛を力に代える事は出来ない」
5. Platonic≠Masquerade
左の薬指に曖、哀、相、「愛の指輪」いつだって私はずっと遊、誘、You、「あなたのモノ」
舐めきって蜜を垂らしてぐらぐらぐら「腰を揺らして」
微笑んで心叩いて・・・
i't show time
masquerade
鋭利で艶やか
滴る愛受け・・・
拒絶した小指の愛撫。
私はその眼に何映す？賢い貴方は私の素振りで愛が無いと理解した。
愛故に裏切り
一夜のママゴト
私は無償で性を曝す。
代わりに貴方はナにを出す。
理不尽な駆け引き、無機質な表情。
もっと私をよく見て・・・？
6. 合わせ鏡
「君の中にいない僕、僕の中にいない君」合わせ鏡してみても二人が重なることなくて・・・。
薄紅の風たちぬ、夕闇は色をかえ・・・
髪なびくその姿。
見てるのが辛くて・・・
もう二度と・・・決して
愛与えない・・・与えられない
すれ違う別の意志
そこに君はいないから。
飲み込めない言葉達もう手は届かない・・・
すれ違う君と僕
恋に恋焦がれてるだけ。
あの日あの時あの場所で交わした約束
もう二度と・・・決して
戻れないから・・・過去には
表情の無い空煽る
霧雨の中を一人で・・・
心に広がる波紋は、君が居ない事を示す。
「君の中にいない僕、僕の中にいない君」
合わせ鏡してみても二人が重なることなくて・・・。
7. 夢魔-サキュバス-
夢魔を魅せてあげよう。この上ない眼差しで虜にさせて・・・
人格の違う貴方に恋をして、
貴方をいつも見ているの。
黒い羽を広げて貴方だけに忠実で、
私だけに恋をして私だけに貴方を魅せて
私の願いを聞いて
貴方の願いはいらない
その唇で汚して
手に入らないのなら・・・
「アヤメルダケ」
滴る愛歌の重さより一瞬の快楽へ誘うわ。
汗ばむ体抱き寄せてわ幾度なく求め合う。
貴方しかもう見れない。
私かもう見ないで・・・。
貴方の理想を叶えるべく私の力。
闇のない闇に憧れては地を這いずり回る。
聴こえが悪い代弁者の声。
このみを焦がす。
8. Hatred
「布教配下の者達へ・・・」腐った死骸 その身で運べ
「信ずる我が身へ・・・」
神の蜃気楼 今こそ讃え
召されるがままの状態で見た
愚蓮の光
「壊さなければいけないもの」
愛情
感情
人情
強情
「布教配下の者達へ・・・」
聳え立つ望 残酷な園
餌づいた脳裏に影を創り
身を嘱す。
Believer,Raise your hand.
9. ジェネシス
-clash of back-
フェイス
-flash of back-
木の葉の様にしなやかなカーブ
諸刃の剣、この身で削れ
貴方に溺れてすがってよがって
私と悪魔で貴方を創って・・・
ナマ臭い彼は私を割り出せず
戸惑いさ迷う芯の中で・・・
最後の晩餐御一緒しましょう。
頬伝う硝子に唇惑う道化師。
10 . Heaven's Spell
あぁ傍にアナタがいない。
(赤黒い天国の階段)
あぁ傍にアナタがいれば階段さえ登れてたのに・・・
順序、定義もないくらい押し寄せる恐怖の過が・・・
(最後の余興)
妄想、現実逃避、身代わりの身体を創り
(自信むさばる)
今でさえ 生きられない 傷つけて 傷つけられて
愛してる 愛してない 壊したい 壊せられないの・・・
夢にまで出てくるの・・・
(アナタの顔が)
無くした筈記憶だけが・・・
(鮮明に浮いて・・・)
手を繋ぎ 火照る身体 逝かないで・・・ 傍に置いて。
消えては 現れて 穴が開き 風通るheart
逢いたい時に会えない。 そしてせつない結末。二人の間は次第に広がる
悲しみの霧が二人をぼやかす。
嘆いても答えは出せず・・・
(途方にくれる)
後追いさえできていれば・・・
(怖くてできない)
運命は なんて罪なの・・・ 私ったら 矛盾しているけど・・・
待っててね すぐに逝くなら 言葉では 言えるのに・・・
想うだけじゃ叶わない。それはわかってるけど、今の自分に何を価値もない。
自分傷つけて得る＝答えは跡だけ。
もうわからない・・・
二人の最後の言葉は「サヨナラ」
11. Deep darks Fortress
白い要塞の中で笑う黒い水面にただ泣き浮かぶ
裂けた大地に潤いの水を
注ぎ貴方への道を延ばす
愛を夢を希望を手に輝きを放つ。
例え身が壊れようとも、染まりゆく淀を切り離すと・・・
月の滴を集めては空へ再び投げ戻して。
暗い闇からの支配者は我の汚れなき脳裏を汚す。
狭い隙間、転がる様に浸食して
不自然な笑みを零す道化師と私の二人芝居・・・
逃げても逃げてもすぐに現る。
永久の螺旋終わることはなくて。
深い森へと足を進めやがて未だ見ぬ景色広がる。
暗い暗い暗い悲しみが渦巻いた、
この小さな両手を高くかざし全てを受けて止めた。
まるで母にすがる子供の様に・・・
天と地が今逆さまに映り、罪と罰と私を浄化して・・・
静かに闇、安らかに眠って・・・
12. Sacrifice
「justice」始まりの時
白黒分かれ
真紅の瞳
最後の賭けを
血涙浴びて
骨を砕いて
殺し合う末
勝利の美酒を
たてつく輩、民を欺き、自身の霊を粗末に過去も未来も断ち切って・・・。
「Lies and Truth」
未完の大地、一人たたずむ。体内に宿る白大蛇、今ここで命与えよう・・・
たてつく輩、民を欺き、目の前の影を振り切って己の意志を説き放つ。
「Lies and Truth」
サア命乞イラシロ
地面ニ膝マヅイテ
欲シイナラ呉レテヤル
貴様ノ命ト引キ換エニ・・・
13. blossom
静かに日は昇る静かに花は揺れる
微かに足音が・・・
微かに人の声が・・・
また悲しそうな顔して・・・
子供をあやす様に
貴方重い口を開く
大丈夫だよと。
優しい嘘をついた貴方は、私の手強くを握る。
儚い命が散った後には、私の命が散るんでしょう？
最後の願い、聞いて下さい。
「もう一度強く抱きしめて・・・」
消えないで貴方私の前から・・・羽ばたく姿を見ていてね？
苦しさは速度を増して辺りは暗くなっていく。
夢にみた無数の星たちは、私を迎えに来たんだね。
薄れいく意識の中では貴方との季節が繰り返される。
私は闇に抱かれ、やがて静かに日は落ちる。
『どれだけ苦しめば楽になれるの？』
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